ケガについて

2021.06.30 更新 カテゴリ:blog

単純に『ケガ』と言ってもよくわからない方もいらっしゃると思います。

一般に『ケガ』と言うものは、最近特定の原因で起こったものを言うと思います。
その他にも長年の蓄積した疲労からある日突然起こるものもあります。

どのような経過でなったとしても、自覚症状として
『痛い』・『動かせない』・『腫れている』・『皮膚が赤くなって触ると熱い』
などが身体に起こっていればそれは『ケガ』の可能性があります。


◆『ケガ』をした際に一番大事なことは、まず最初の処置です。
ここで間違った処置をしてしまうと、治るまでの期間が大幅に変わってしまいます。

例)ケガをしてすぐに、温めてしまう・運動した・
  お酒を飲んだ・何もしないでほっといたなど

このような行いをしてしまうと、確実に1~3週間回復が遅くなります。

そこで、皆さんに覚えていただきたい処置が4つあります。
【 RICE処置 】
⑴Rest(安静)     ・・・怪我をした場合は、まず安静にし症状の悪化を防ぎます。
⑵Ice (冷却)      ・・・患部を冷やします。痛みの減少・血液の流れを抑制して腫れや炎症を防ぎます。
⑶Compression(圧迫)・・・圧迫することで、患部の腫れや炎症を防ぎます。
⑷Elevation  (挙上)・・・心臓より高くすることで、患部に血液が集まりにくくし、腫れや炎症を防ぎます。

以上のことを、すぐに処置することで早期回復につながります。

◆二番目に大事なことは、痛みがとれてからのリハビリなどの機能回復です。

例)靭帯を損傷した・・・

靭帯が伸びたまま元にもどっていないと、歩き方・重心の位置などが大きく崩れていき、
体のバランスが月日と共にどんどん悪くなっていきます。

★みなさんは「もう痛くないから大丈夫!」と思っていても、
体がうまくみなさんに合わせてくれているだけですよ。
早目に処置をして快適な日常をおくって下さい。

 

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