変形性膝関節症


【変形性膝関節症について】

概要
変形性関節症とは、膝関節の形態が変化してしまうことです。

その原因は多くは加齢による老化、筋力の衰え、肥満、膝への負担がかかる動作が多いといった要因が絡み合い、関節軟骨が擦り減ってしまうことです。

大腿部や膝周りの筋肉があることによって膝関節への荷重を軽減していますが、衰えることによって膝への負担が増えてしまいます。

膝の一部分に負荷が集中する場合も変形しやすいのです。
多くは内側に起こりやすいです。

症状 

歩行時や階段昇降時(特に下り)などで痛みます。炎症が出てくると腫脹・熱感に伴い、水が貯まることもあり、正座や完全屈伸ができなくなっていきます。症状が進むと変形も目立つようになり、O脚・X脚を起こし、体が左右に振れるような歩き方になってしまいます。

治療

急性期は、安静にして冷やすことが必要です。
水が貯まっているときには圧迫をして吸収を早める必要があります。
水を繰り返し抜きすぎてしまうのはお勧めしません。
水が出ているのは炎症を抑え、膝の動きをスムーズにしようとしている反応です。

慢性期は、温熱療法・マッサージで血行を良くしたり、膝関節周囲の筋力を強化することが必要です。

主には大腿四頭筋(膝を伸ばす筋)の強化、ハムストリングス(膝を曲げる筋)の強化です。また、O脚など外側に開いてる場合、内転筋群を強化しバランスを良くする必要もあります。筋力強化だけでなく、柔軟性も上げていかないと痛みは改善されにくいのです。

マッサージ&ストレッチは必要不可欠です。

また膝関節だけでなく、股関節や足関節の硬さや足底のアーチ(土踏まず)の崩れなども膝への負担の原因となります。

全体的なバランスを良くすることも改善につながります。

骨が変形してしまったり軟骨が擦り減ったりした場合、そのものを元に戻すことはできませんが、痛みを改善することは可能です。

当院では、運動療法、その指導、体の使い方などをアドバイスさせていただきます。